フィリピン
場所
貧困の象徴として名前だけが知られている土地があります。 多くは、何十年も前の像のまま語られています。 ここでは、何年に何が起きて、いまそこに何があるのかを、日付と出典つきで書きます。
悲惨の再演はしません。日付を付けることが目的です。
- 元ゴミ処分場 スモーキーマウンテン Smokey Mountain マニラ・トンド地区にあったゴミの山。1980年代に「都市の悲惨」の象徴として世界に報じられ、1995年に閉鎖された。跡地には集合住宅が建ち、住民は移転している。日本語では今も現在形で語られがちだが、ゴミ山としては30年前に終わっている。 いま(2026年9月時点): 処分場としては1995年に閉鎖済み。跡地の大部分は整地され、元住民向けの5階建て集合住宅が建てられた。廃品回収の現場はパヤタス、さらにその先へ移った。
- 元ゴミ処分場 パヤタス Payatas ケソン市にあった、マニラ首都圏最大級の開放型ゴミ処分場。2000年7月の崩落で218人が亡くなり、廃棄物法制が変わるきっかけになった。2017年に恒久閉鎖され、約3,000人の廃品回収者が生計を失った。 いま(2026年9月時点): 処分場は2017年に恒久閉鎖。周辺の居住地区には今も人が暮らしており、生計を失った元回収者の多くは代わりの仕事を得られていないと報じられている。日本のNPOによる教育支援が続く。
これから足す場所
貧困の現場だけを並べるつもりはありません。コーヒーの産地(ベンゲット、サガダ)のように、 「買う」で関われる生産の場所も、同じ型で載せていきます。 型が固まってから増やします。